食べ物のおはなし

食べ物についての情報をあれやこれやと述べています。一応全ての文章に論拠はあります。

なぜ我々は食べるのか

食べ物には主に3つの機能があるとされています。

一次機能として栄養素としての役割、二次機能として感覚器を刺激する役割、三次機能として生体調節機能を動かす役割になります。

まず一次機能として栄養素的な役割ですが、これは生きていくために必要な物資を得るという意味になりますね。活動するためにはエネルギーが必要ですし、身体を大きくしていこうとすれば、タンパク質やミネラルが必要となります。しばらく何も食べていないと、お腹が空いてくるので何かを食べる。活動するために食事をするということになりますね。

次に二次機能として感覚的に楽しむための食事という役割があります。これは、特に生きていくために必須ではないけれど、美味しい、いい香りがして気分が良くなる、など感覚的な刺激を得ることで精神的な満足感を得るということになります。ガムなどは良い例ではないかと思います。食べるわけではなく、味と匂いを感じるために食べるということですね。

最後に三次機能でとして生体調節機能と言われています。これは機能性食品と呼ばれるよな食品の働きですね。体脂肪を減らす、血糖値の上昇を抑える、血圧を低下させるなどさまざまな機能が報告されています。

これらに加えて四次機能としてコミュニケーションの役割があるともいえます。これは心理学・社会学的な機能に相当するのかと思います。コミュニケーションにも様々な意味がありますが、例えば、その土地や特産品や名物を食べることでその土地の文化や雰囲気を感じられるといった意味もありますね。そのほかにも儀式的な意味もあったリします。このような心理的な意味や社会的な意味があるという解釈もできますね。